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幼い頃の原っぱや小川で遊んだ記憶。 時がたつのも忘れ昆虫や魚を追いかけていた。 この川のどんな所にどんな魚がいて、どこでクワガタが獲れるのか、いつもそんな事ばかり考えていた。 月日は巡り、あの頃よりほんの少しだけ日々の世界が広くなった今 私は、生き物たちの気配、土の匂いや風の音を感じとりにくくなってはいないだろうか。 同じ星に生まれ、同じ星空を見上げ生きている命たち 今再び、生きとし生けるものすべての息づかいを感じてみたい。